前回の日記は自分を制御するためにも、堅苦しい口調で書いてたわけですが……………だって一晩明けたってのに、思い出したらまだ泣けて来ちゃうんだよ!あのシーンが良かった、このシーンは凄かった、なんて書いてたらまた思い出しちゃうじゃないか!うん、もうね、相当覚悟して行ったけどまだ覚悟が足りなかったよ。想像を絶してたからね。まさかあそこまで凄いと思わなかった。そして自分、あそこまで号泣すると思わなかった。行く前にちゃんとハンカチ入れてったにも関わらず、ハンカチを出す暇がなかったよ。わたわたしてたら並んで座れなくて、母は斜め後ろで見ることに。ママンは行く前は「いくらなんでも泣きはせん」と言ってたので、『あー、泣いてるとこ見られたよーバカにされるなぁ』と思ってたわけですが、終わって振り向いてみれば母も号泣してました(笑)。しばらく言葉もなくて通路で泣き、そのあとカレー食いに行ってナンをちぎりながらまた思い出しては泣くというていたらくぶり!別に泣くのが目的で見に行ってるわけじゃないのになぁ…時々スクリーンが見えなくて参ったよ。二人とも、ペレンノール野でローハン軍が並んだとこでどーっと泣き出したとこまで一致。でも、あの後のセオデン王の演説はカッコよすぎでしょ!セオデンは原作だと一番好きなキャラクターなんで死ぬ場面は本で唯一泣いたんですが、映画でもだーだーと。しかしその合間合間に笑えるシーンも多くて、笑ったり泣いたり忙しかったよ全く。そしてそれ以上に痺れるシーンも多い!なんつってもアングマールの魔王の登場&出陣!!度胆抜かれたよ!あれじゃサウロンも形無しだ。狼煙上げるシーンも凄かった。そんなに遠いのかよ!と思いつつもありゃあ凄かった。毎度のことながら空撮美しいですよねぇ。カメラワークも三部作通して素晴らしいと思います。今回は特に急降下する翼を持つじゅうを後ろから追うショット。その後のやつらの活躍も含めて、ロブ・ボウマンは悔しがっただろうなぁと(笑)。それでもここはこうして欲しかった、ってとこも有りますよー。何回か見ればもっと出てくるだろうけど、とりあえず今は最後、滅びの山でゴクリに「いとしいしとおおお」って叫んで欲しかった。
いろいろ言いたいことが有り過ぎて、細かい感想書くにはシーンごと、キャラごとにしなきゃです。グワイヒアの顔が思いのほか可愛かったとか、飛蔭大活躍で稲本さん大喜びとか、オークの頭領味出し過ぎとか、ファラミア貧乏クジひかされまくり(PJやっぱ執政兄弟嫌いなんだ)とか、レゴ凄すぎ(逆にちょっと惚れた)とか、エオウィン強すぎとか、ピピンが可愛過ぎとか、フロドの旦那酷いよ!!とか、エオウィンが後継いだらエオメルちゃんの立場ないじゃん!とか、相変わらず裂け谷の双子が出ないかと期待してしまった、とかなんかくだらないことばっかりだなぁ。最近、エオメルちゃんしか見えてないらしい母は、思いのほか出番が多かったので喜んでました(でも予告で流れてるシーン、入ってなかったじゃん!)。
まぁそんなカンジで、興奮しつつも終わったことにうちひしがれて生きている今日この頃です。