Foolkiller Movie Death Trip

最近見た映画の感想文を中心に、音楽や読書の話題も(全て凄まじく偏っている)。
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取り扱い注意「テオレマ」
朝、凄い早い時間にDVDが届いたのです。二度寝しようと思ってたけど、手許にあると我慢出来なくて朝っぱらから見てしまいました。濃い朝だなー。

う〜ん、分かりやすいんだか分かりにくいんだか(笑)。しかも困ったことに面白かった。困った、ってのはスタンプがいるから面白かったのか、それとも映画として面白かったのか自分でも判断つかないから。そういう意味でとってもとっても微妙。けして難解な話ではないと思うんですが、ふだんアホな映画ばっかみてる自分にはテーマ自体が………『そんなことを映画で言われても…』というそういう難しさ。ブルジョワ階級への皮肉だとか偽善的でうわっつらだけの脆い『幸せな家庭』だとかは、えらくテンポの早いコントみたいな展開とあいまって分かりやす過ぎてぐるぐるなってしまうあたりがパゾリ−ニか?。宗教発生の過程を見る様でもあり、宗教映画としても白眉ではないでしょうか。家庭が崩壊していく様はあまりに出来過ぎてて、ブラックコメディとしてイケるなぁと思いつつ。あと、ぶつ切りなエンディングはとにかく好きだ。後味は悪いけど、『おしまい』(DEAD END)なカンジのぶつ切りエンディングの映画はたいてい好きになれる。物体Xとか(笑)。まぁそんなでぐるぐる考えてたのですが、それを全部まとめると『まぁ、変態だからね』というところに落ち着いてしまうのはどうなんでしょうねぇお母さん。

さてスタンプなんですが、こっちまで登場人物と一緒にあっぷあっぷしてしまうくらい美しかったです。しかも可愛いんだこれがー。よく考えれば一家全員とやりまくったワケでとんでもない子なのですが、全然悪びれていないというか凄く無邪気。媚びもしないし誘ってもいない。ただそこに居るだけでエロいんですよ(まぁスタンプはいつもそうなんですが)。来るものは拒まず、というよりもただ黙って受け入れるだけ。ああジーザス、こんな人来たらオレでもぶっ壊れてしまいますよ。ある意味本当に鬼畜なやろーだな………そうそう、彼が屋敷を去るときに引き止めろよ!と思わせないのも凄いところ。こっちからは手を出せないんですよ、この私が見ててそう思ったんですよ。そりゃー凄いことです。よくこんな役出来たなぁ。凄いなぁ。凄い役者なんだな、やっぱり。あと相変わらずの脱ぎっぷりの良さで………目の保養になりました。犬と戯れてるとこはちょっと頭のお弱い子にしか見えなかったが。

よくよく考えれば、「悪魔の首飾り」のあとに「テオレマ」に出てるわけで、パゾリーニがフェリーニの提示した架空の映画を作ったとも思えますね。ちょっとお茶目じゃないか。



ま、パゾリーニ自体にそんなに興味があるわけではないので。「豚小屋」だけは見たいけど。
| 稲本作蔵 | タ行 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
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