Foolkiller Movie Death Trip

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顔力炸裂!「戦場のガンマン」
「戦場のガンマン」(1968)

さて、今日もイタリア製戦争映画。これはなかなかに宜しいです…っつーかツボりますよ!本編にはかけらもガンファイターなぞ出て来ないあたりからすでに、とてもとても私好みな一本です。

主人公はアメリカ軍(笑)。ドイツ軍司令部に重要な作戦に関する機密書類を盗みに行くアメリカ軍精鋭部隊。といってもメンバーはナイスコントロールなピッチングが売りのリーダーに、軽業師、力持ち、金庫開け、小心者の爆発物取り扱い担当の5人。なんとなく呑気な5人に女スパイ、そしてミッションを阻む冷酷なドイツ軍将校、。いやはやベタいです。ですが主演はジャンニ・ガルコ(ジョン・ガルコ名義)、ドイツ軍将校役にクラウス・キンスキーというキャスティングだけでもめちゃめちゃOK!ジャンニ・ガルコは、他のメジャーなマカロニ系俳優にくらべるとかなりアクは弱いんですが、ぶっちゃけて言ってしまうと顔は好みです(でもテレンス・ヒルのがもっと好み)。では何がそんなにツボかというとやっぱりクラウスー!もうこの人の堂に入り具合は何ごとでしょう!ものすぅうううんごくアクが強いけれど、脇をしっかりと引き締め、それでいて(とりあえずは)主役を食ってしまわないというのが凄いなぁ、といつも思うのですが(要は主人公とは全く別次元の存在)、冷酷で無慈悲でしかもかなり入っちゃってるドイツ軍将校役はかなりヤバい!感心を通り越して笑いに、笑いを通り越してトキメキですよ!スパイが女の武器で迫るシーンなんか、ベタな音楽がまた追い討ちをかけるかのようにムーディーに鳴り響き大変なことに。

お話自体はお約束に無茶な展開が満載、長さを感じさせないテンポの良い作りで、映画自体としては目新しくはなくとも安心して楽しく見れる佳作じゃないかと思います。割と理屈抜きで楽しかったですよ。かなり真剣に見た。ドイツ兵に変装して潜入しようとしたとたん、認識タグでアメリカ軍と見破られてしまったりとなかなかに緊張感なくて良し。この微妙にやる気のない脳天気なカンジ。そんでとってつけたように真面目ぶったエンディング(笑)。こういうの多いなぁ。私がアルドリッチを名匠、と感じるのは脳天気なところから始めて、なんともやるせないエンディングにかなり自然に以降するから、というのもあるなぁとおもったり。ま、「戦場のガンマン」に関しては問答無用でツボだったわけで、評価は甘いかもしれませんが、個人的には非常にオススメです。
| 稲本作蔵 | サ行 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
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