いやー、暑いですねー。昨日今日とバイト休みなんで久しぶりにビデオ借りて来ました。4ヶ月ぶりに実家の方の最寄りのビデオ屋に行ったのですが、配置が変わってました。よく見たら60年代アメリカ映画のコーナーに「コレクター」と「アルフィー」が並んでおりました・・・あれ?アルフィー?
てなカンジで本日は「燃える戦場」を鑑賞。マイケル・ケインの出てる戦争ものって大体は面白いっすよね。というかこの頃の戦争映画が面白いんだな、『反戦』とかそういうテーマが殆どなくて。で、まぁ作戦そのものの面白さ(バルジ大作戦)とか、戦闘機そのもののカッコ良さ(空軍大戦略)とか、戦場で展開される漢の世界だとかが好きで見てるわけですが、「燃える戦場」は割とドロドロの心理劇でした。舞台は太平洋戦争さなかの南の島(フィリピン?)イギリス軍の小隊と日本語の喋れるアメリカ兵一人が、無茶な任務でジャングルを進む。とにかく暑そう・・・ケインたまも確か撮影は物凄く大変だったって言ってたな、これ。道中いざこざが耐えない上に、日本軍の基地でチョンボ。ジャングル内で日本軍将校の心理攻撃にあい、皆もうボロボロ。で、その日本軍将校を演じるのが高倉健なんですが、ヘロってるイギリス軍とは対象的に頭脳戦を仕掛けるクールな健さんはカッコ良かったですよ。英語ペラペラだし(日本語の台詞が殆どない!)。何かと対立するイギリス軍内でしたが、最後ケインたまとクリフ・ロバートスンが無茶な提案の決死の作戦にお互いニヤリと
するあたりは、戦争映画の醍醐味ですなぁ。
さて、今回のケインたまは衛生兵・・・最初はすんごい脇役くさくて、なんか変だったのですが、気付けば準主役に。気が短いのかと思えば、血圧低そうだったり・・・微妙にキャラが掴めなかったです。んまぁ、この映画の場合キャラ立ちはそんな重要でないけど。
もうすぐ「大戦略」DVD発売だし、あとは「最後の谷」だな。やっぱり面白いっすね、どれ見ても。好みの映画って予想外にたくさんです。「大戦略」は購入リストに入っておりますよ、もちろん。マイケル・ケインの出演作って「サイダー・ハウス・ルール」くらいしか思い付かなかったわけで、そりゃハマらないだろう俳優のリスト上位に入るよなぁ、という話で・・・ありがとうスタンプ、っつーカンジです(なんだそりゃ)