Foolkiller Movie Death Trip

最近見た映画の感想文を中心に、音楽や読書の話題も(全て凄まじく偏っている)。
のらりくらりと、且つアグレッシブに行こうぜ。Space Lord Mother Fucker!
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「空の大怪獣Q」
「空の大怪獣Q」(1982/アメリカ)

現代のニューヨークに古代アステカの蛇身有翼の神、ケツァールコアトルが甦った!偶然、怪獣の巣を発見してしまったチンピラと猟奇殺人事件の調査をする刑事(デヴィッド・キャラダイン)を主人公に据えた本格怪獣映画。が、何か変だ……

何が変って、怪獣映画なのにそのチンピラのダメ男っぷりをこれがまた丁寧に描いてるんだよ。巣の場所を警察に教える代わりに特赦してくれ、とか市から礼金くれ、とかしかも税金はそっちでよろしく、とか、重要参考人になったとたん我が侭言い放題。ダメなんだよこれが………キャラダイン扮する刑事の捜査パートの方の穴を補って余り有る、哀愁漂うチンピラの姿。なんか本当にこれがなかったら、最後の戦いのシーンとちょぼちょぼ出てくるショックシーンくらいしか見せ場がないですが、なかなかいいんですよ。ラリー・コ−エンの捻くれっぷりが現れてますね。

でも、そのクライマックスとショックシーンもこれがなかなか。窓ガラスを清掃中の男の首が突然スッパーン、と飛んじゃうって掴みもなかなかですね。映画が始まってすぐ、本当にいきなり飛ぶ。怪獣の姿をなるだけ見せないようにした演出はお手本になる上手さ。とくにマンハッタンの人込みの上にぽたぽたと血が垂れてきて、なんだなんだ、ってなるシーン。血の雨が降る、ってくらいやってみて欲しかったけど、これはこれでグッド。Qのストップモーションもいいですな。怪獣映画はあまり見ないのであまり偉そうなこた言えませんけど。

まぁそんななので、いいじゃないか、固いこというなよ、という映画好きの人は楽しめる中々の秀作です。
| 稲本作蔵 | サ行 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(9) |
「女王ファナ」
「女王ファナ」(2004/スペイン・イタリア・ポルトガル)

『FANATIC』の語源になった大航海時代の狂気の女王様のお話。

フランドルへ16歳で嫁いだスペインの王女ファナ。政略結婚で、相手の顔も知らぬまま海を渡ったが、婚約者のフェリペを一目見た彼女は思った……『うほっ、いいオトコ』……


ヤマジュン風に言うと分かりやすいですね。なんだかえらくフェロモン全開の夫にすっかり参ってしまった主人公。でも夫は浮気症。嫉妬と疑心暗鬼と彼への愛でどんどんどんどん歪んで行くファナの物語。話は単なる愛憎劇に留まらず、王位を狙うスペイン王や摂政たちも絡んで割と政略モノとしても見れるところがポイント。でも、政略モノ、愛憎劇どちらを取るにしても多少中途半端な感は否めませんでした。もうちょっと、面白く出来そうなんだけどな。ファナが結局何人の子供を産んだのかは分からないのですが、妊娠中のシーンが多くて、そのやばさはむしろマタニティブルーから来てるんじゃなかろうか、とか思ったり。夫への疑心暗鬼と他の女への嫉妬を次女にぶちまけながら夫の帰りを待つシーン、夫の姿を確認すると本当に嬉しそうだったり、苛々が爆発して夫にビンタをかましたら15倍くらいで返されてそれでも嬉しそうなファナは結構リアルに怖い。

予告を見て『あー割と怖そう………ってかジェンマ!?』と驚愕したワケで、半分くらいはジュリア−ノ・ジェンマを見るために見たのですが、なかなかカッコ良く素敵にお年をめされてることを確認できたので何の文句もございません。伯爵だってよ!(役が)。なんだか若い時より断然好みでございました。
| 稲本作蔵 | サ行 | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ショーン・オブ・ザ・デッド」
「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004/イギリス)

いやはや、英国公開時の稲本のこの映画に対する盛り上がりは凄くて、毎日サイトをチェックしてはノリノリで予告を見ていたものですが、まさかビデオスルー&最寄りのレンタル屋に入荷されないという苦難が待ち受けているとは思ってもみなかったワケで………

で、やっとこ見ましたよ(DVD買ってはいませんが)!!結論から言うと、とっても良かったです。愛と勇気と友情のゾンビ映画。ロメロゾンビをベースに、しがない電器屋店員のショーンが愛しの彼女をかけて大奮闘。彼女にふられたことで頭がいっぱいで、ゾンビが街に溢れていることに当初は全く気付かない彼が面白すぎる。彼女との関係でネックになっているのがショーンの親友エド。ショーンのところに居候中で、朝からテレビゲーム、たまにハッパを売って日銭を稼ぐ、まぁ絵に描いたようなぼんくらなんですが、彼との友情も最後に感動を呼んだりしちゃうので侮れません。ああ、詳しい筋自体はいつものアレなので省きますわ。

普通に笑えるシーンも多くて、前半は2人のぼんくらっぷりとイギリスの生活を見てれば、ゾンビが出てくるまで長くても持ちこたえられます。ゾンビは苦手でもイギリス映画は好きという人にはオススメできましょう。もちろん、後半はばんばんゾンビ出ます!ちゃんとゆっくり動きます!(重要)全体的なノリはコメディですが、後半になると結構シリアスな展開(お約束、とも言う)。ただ、それがパロディの枠を越えて映画として上手く行ってるのはお見事。照れ隠しではなく、コメディ系ゾンビ映画を作るというのはかなり今では難しいと思いますので、これはホントに凄いと。こんなノリなので、肝心の残酷描写はあまり量的には多くないのですが、なにげに内臓食いはかなりしっかりやってはりますので、普通にゾンビ好きな方にも十分過ぎるくらいきちんとアピール。最後のオチはなかなかイギリスらしいブラックさで良いです〜。ビル・ナイなんかすっげぇ良いし!そうか、次はイギリスか!!(「アンデッド」の時はやっぱり時代は南半球だ、とか言ってたじゃん)。イギリスのゾンビ映画って……「吸血ゾンビ」?「悪魔の墓場」……はイタリアか。うん、なかなかゾンビ映画の土壌がないだけに、新しいアプローチが見れるのでしょうか。まぁ、あんまりこの後に続きそうにもないけど。続編はコミックとか言ってるし。

強力な武器を持たないショーンたちのゾンビ−コンバットは、なかなかバカで笑えますが、逆にそれが妙にリアルでちょっと怖かったりもします。


さー次は「キャビン・フィーバー」だ!
| 稲本作蔵 | サ行 | 19:04 | comments(1) | trackbacks(0) |
「ザ・チャイルド」
「ザ・チャイルド」(1976)

スペイン製の不条理&メッセージ色の強いホラー。死ぬ程怖かった……というか死にたくなる程怖かった。確かに傑作だと思ったけど、もう二度と見たくない。

主人公と妊娠中の妻が旅行でスペイン沖の孤島へやってくる。さびれた村には全く大人の姿が見当たらず、見えるのは子供が遊んでいる姿ばかり。道を横切る杖をついた老人の姿を見たと思ったとたん、女の子が老人に走り寄り、杖を奪い取って彼を殴り殺し、そして笑いながら走り去っていく。その後出会った唯一の大人から、島の子供たちが突然大人を殺し始めたということをきく。主人公は妻を連れて逃げ出そうとするが…………ゾンビ映画に近いですかね。襲ってくるのはゾンビでなく子供ですが。

これがもう怖いんですよ、しかも『ぎゃー!』とか驚くような怖さでなくて、とにかく不快。スペインの枯れた風景と青い空をバックに、子供たちが大人を殺すというのはもう本当に脳に来ました。表情が乏しくて気味悪いんですよ……「光る眼」にも似ている気がしますが、あれはインベーダーだったのでまだいいのです。動機が分かっているから怖くないんです。この映画では殆ど動機とか理由とかは説明されません。説明されはしませんが、エンディングの子供の台詞がほんのりと、でもそれ以上ないほど的確に理由や動機といった面は表していると思います。オチについては各自確認のことですが、一番イヤだったのが、(部分的にネタバレなので反転)妊娠中の奥さんが殺されるシーン。お腹の子供に殺されるんですよ!足をだーっと血が流れるシーンは問答無用でイヤだったし怖かった!だって稲本も女の子だから!なんだかリアルでイヤだった!子供の鼻歌とかも苦手だなぁ。

オープニングでしばらく、戦争や飢饉で死んで行く子供達のドキュメンタリーのようなものを見せられるという作りも最悪です。不快感を煽ります……というかオープニングですでに鬱々とした気分になること請け合い。あそこまでしなくても意図は伝わるのに。子供からしてみればわけわかんないまま戦争や飢饉で死ぬわけよね。それって不条理なことなんだけど、この映画はそれを裏返しにしてあるんだよ。わけわかんないまま子供たちに殺される。でも、皮肉なことに子供は殺せない。世界中で罪の無い子供が死んで行っているのに、このシチュエーションでは大人は子供を殺せない。原題を訳すと「誰が子供を殺せるのか」。酷い話です。

……と語り口がリベっぽくなってしまいましたが、この映画を見て啓蒙されようとは思いません。とにかく怖い。私が映画の感想でこんなに怖がったのは始めてですね(笑)。
| 稲本作蔵 | サ行 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
夢も希望もなし「ソイレント・グリーン」
「ソイレント・グリーン」(1973)

いまさらですが「ソイレント・グリーン」なぞ。ソイレント・グリーンとは人口増加と環境汚染でめためたになった2022年のニューヨークの人々の主な食料。海中の藻から出来たと言う触れ込みの緑色のプラスチックの破片のような合成食料。それを製造している会社の社長が何者かに暗殺される。その事件を追う主人公の刑事(チャールトン・へストン)がたどり着いた真相とは・・・

かったるい映画です。テンポはいいのですが淡々としてるのです。でも、かなり集中してみれました。人口増加でそこらへんにうっじゃうじゃと人がいる小汚いニューヨーク、いかにもまずそうな合成食料ソイレントシリーズ、夢も希望もない未来世界を淡々と撮っていくので、そこらで好き嫌いが別れるかも。その点で言えば私は好きです。逆に気持ちが良い。問題はソイレント・グリーンが何で出来てるかなんですが、それが明かされるシーンも派手な演出はひかえててちょっと肩透かしかも。

むちゃくちゃ面白い、と思ったわけでもないですが、『見れる』一本。渋めのSFがお好きな方は是非。有名な「田園」が流れるシーンだけ、単調な流れの中で突出してて、不覚にも少し泣けました。
| 稲本作蔵 | サ行 | 14:14 | comments(2) | trackbacks(0) |
顔力炸裂!「戦場のガンマン」
「戦場のガンマン」(1968)

さて、今日もイタリア製戦争映画。これはなかなかに宜しいです…っつーかツボりますよ!本編にはかけらもガンファイターなぞ出て来ないあたりからすでに、とてもとても私好みな一本です。

主人公はアメリカ軍(笑)。ドイツ軍司令部に重要な作戦に関する機密書類を盗みに行くアメリカ軍精鋭部隊。といってもメンバーはナイスコントロールなピッチングが売りのリーダーに、軽業師、力持ち、金庫開け、小心者の爆発物取り扱い担当の5人。なんとなく呑気な5人に女スパイ、そしてミッションを阻む冷酷なドイツ軍将校、。いやはやベタいです。ですが主演はジャンニ・ガルコ(ジョン・ガルコ名義)、ドイツ軍将校役にクラウス・キンスキーというキャスティングだけでもめちゃめちゃOK!ジャンニ・ガルコは、他のメジャーなマカロニ系俳優にくらべるとかなりアクは弱いんですが、ぶっちゃけて言ってしまうと顔は好みです(でもテレンス・ヒルのがもっと好み)。では何がそんなにツボかというとやっぱりクラウスー!もうこの人の堂に入り具合は何ごとでしょう!ものすぅうううんごくアクが強いけれど、脇をしっかりと引き締め、それでいて(とりあえずは)主役を食ってしまわないというのが凄いなぁ、といつも思うのですが(要は主人公とは全く別次元の存在)、冷酷で無慈悲でしかもかなり入っちゃってるドイツ軍将校役はかなりヤバい!感心を通り越して笑いに、笑いを通り越してトキメキですよ!スパイが女の武器で迫るシーンなんか、ベタな音楽がまた追い討ちをかけるかのようにムーディーに鳴り響き大変なことに。

お話自体はお約束に無茶な展開が満載、長さを感じさせないテンポの良い作りで、映画自体としては目新しくはなくとも安心して楽しく見れる佳作じゃないかと思います。割と理屈抜きで楽しかったですよ。かなり真剣に見た。ドイツ兵に変装して潜入しようとしたとたん、認識タグでアメリカ軍と見破られてしまったりとなかなかに緊張感なくて良し。この微妙にやる気のない脳天気なカンジ。そんでとってつけたように真面目ぶったエンディング(笑)。こういうの多いなぁ。私がアルドリッチを名匠、と感じるのは脳天気なところから始めて、なんともやるせないエンディングにかなり自然に以降するから、というのもあるなぁとおもったり。ま、「戦場のガンマン」に関しては問答無用でツボだったわけで、評価は甘いかもしれませんが、個人的には非常にオススメです。
| 稲本作蔵 | サ行 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
戦争映画を考える&「地獄の戦場・コマンドス」
さて久しぶりに映画感想行きますか。というわけで「地獄の戦場・コマンドス」(1968)。ずいぶん前から見たかった一本です。


サバタの中の人ことリー・ヴァン・クリーフ主演の非情かつ容赦のないマカロニ〜な戦争映画。北アフリカ戦線の砂漠で、ドイツ軍を撹乱する作戦のためにイタリア軍になりすましたアメリカ軍特殊部隊のお話。女の扱いの悪さが最高!前半、イタリア軍の基地に侵入するシーンのハラハラ感、バズーカ撃ちまくりなクライマックスの戦闘シーンの迫力は見ごたえあります。いい音で見たいなぁ。この作戦の前に日本軍と戦い、アホの上官のおかげで大変な目にあったため、その影響でPTSDに悩まされるリー・ヴァン・クリーフと、参ったことに今回のミッションにも付いてきたその上官。イタリア軍になりすましてドイツ軍をもてなすうちに生まれるかすかな友情。そんな複雑かつどろっとした濃い人間関係もまた見もの。いいです、すごいイイです。後半ブチ切れなリー・ヴァン・クリーフの触れば切れるナイフのような雰囲気はさすが。やっぱりカッコイイです。個人的に言えば「黄金の七人」のアウグストことジャンピエロ・アルベルティーニがいい感じの役で出てるのが嬉しいところ。難を言えば、もっと過去のチョンボ話を詳しく描いてほしかった。

有名な話ですが、これもまた脚本にダリオ・アルジェントが噛んでいます。この頃のイタリア映画・・・西部劇や戦争映画では制作に結構名前入ってますよねぇ。



最近はこういう甘さのない、ハードな戦争映画って本当にないですね。いい話や重い話にするでなく、むやみやたらに悲惨さを描いて反戦を訴えることもなく。ただ血も涙もない戦場での男の世界、それこそが戦争映画に求めるものであって、いい戦争映画は自然とそこから戦争の皮肉さやむなしさが出てくるものなんですよ。そうなると「戦争のはらわた」って結構微妙な線になっちゃうような言い方ですが・・・でも、最後にシュタイナの「Shit!」って台詞が入るバージョンは私の戦争映画の理想として完璧だと思います。世界の最も濃い縮図として戦場を題材に取るのなら、本当にきちんと男気溢れるものにしてほしいですよね。そうなるとわたくしは滂沱の涙で感動してしまいますから。うーん、割とデリケートな問題なので曖昧な言い方を繰り返してしまうけれど、やっぱり今の戦争映画って面白いものがないよね・・・という主張につきますな(笑)。



そういや「鷲は舞いおりた」のシュタイナって設定では27歳なんだね。なんだかちょっと・・・若すぎないか?
| 稲本作蔵 | サ行 | 14:35 | - | - |
さすがに熱い「死神の骨をしゃぶれ」
「死神の骨をしゃぶれ」(超犯罪ハイクライム)

ジャンゴの中の人ことフランコ・ネロ主演のマカロニ〜な、刑事もの。追跡ボックスがレンタルで入ってたのでやっと見れました。有り難すぎる。

マルセイユージェノヴァ間の麻薬ルートを追って捜査を開始する主人公(ジャンゴの人)でしたが、やっと見つけた証人はさくさくと組織に消され、更には愛人や娘にまで危険が及びます。それでも不屈の精神と執念で黒幕を追い詰めて行くジャンゴの人なのでした。というお話ですが、何がイイってさっぱり女子供に容赦ないバイオレントさでしょうか、さすがマカロニ。また主人公のキャラも無鉄砲だけれど熱いんですよ。あと良く走る。どんどん容赦ない展開になってって、最後はとりあえず警察の勝利に終わるものの、なんともやるせないエンディング。もっと大きな悪が背後にいるのだよ…、という。「Get Carter」なんかに通じる雰囲気がありますね。まぁこっちはかなり熱めですけど。回想シーンがちょっと変で、物語がちょっと失速してしまう部分もなきにしもあらずなので、それが減点かなぁ。まぁ、その手のものが好きな人ならかなり楽しめますね。監督のエンツォ・G・カステラッリはフランコ・ネロとの仕事が多い人で、確か「ケオマ・ザ・リベンジャー」とか「復讐の銃弾」なんかもそうじゃないでしょうか。

それにしてもフランコ・ネロはやっぱりカッコイイですよね。実は稲本的オトコマエ俳優オールタイムベスト5に入るんですよ。
| 稲本作蔵 | サ行 | 18:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドキッ、女だらけの精神病院「スローター・ホテル」
感想、遅くなってしまいましたが、「スローター・ホテル」見て参りました。

女性ばかりが入院する精神病院に殺人鬼が侵入、ぶりぶり患者が殺されて行くという素敵な映画。ちょっとかっこいい撮り方なんかもちらほら出て来てナイスだし、なにより殺人鬼が患者をぼっこぼこと鉄球で殴り続けるクライマックスは素晴らしかったです。それまではちょっと気を持たせ過ぎなカンジもしましたけど、いやー、あの血飛沫の飛び具合、いいですね。あれで頭蓋骨割れて中身も出てれば言う事なかったんですけどね(無理言うなよ)。

主演はクラウス・キンスキーで、相変わらず顔力凄かったんですが、ブロンドなびかせて歩く白衣姿はちょっと……カッコ良かったり……(笑)。いや、でも彼はカッコ良いというかアトラクティブですよね、ジャンル俳優の強みって気もしますけど。役としてはもっと濃いめに活躍してくれても良かったような…普通におモテになるお医者で終わってしまった。それがやっぱがっかりしたところかなぁ。音楽はラウンジっぽいのときゅんきゅん言う(ホラーホーン)アヴァンギャルドな音とのギャップが気持ち良かったっす。
| 稲本作蔵 | サ行 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
パラサイトでWho Goes There?な「スタトル2」
さて、行って来ましたよ「スターシップ・トゥルーパーズ2」!最初の回で見てきたのですが、凄く人が入っててびっくりしました。そして女性客が少ないことにもびっくり。ぎゅうぎゅうなのに私含めて3人くらい。一人で見に来てるのはたぶん私だけ!みんなもっとスタトル見ようよ!
というワケで、結果から言うとなかなかに楽しめました。続編と思って見るとがっかりするけど、番外編として見れば楽しかったです。今回のお話は、「Who Goes There?」つまり「遊星からの物体X」。劇中でも「Who Goes There!?」って台詞あったけど、まさにその通りで寄生して人間をあやつるタイプのバグとの戦いが主。サスペンス、ホラー色が強いです。話自体はお約束の展開ばかりでとくに面白いワケではないですが、出来自体は割と良いので個人的には満足です。何よりも、これが劇場公開されたのが嬉しいのでね。人には勧めませんけど。落ち着いて見れば本当にそれなりな映画だと思われます。でも、確かにそれなりなのでスタトルが大好き!バグが好き!って人は見て損はないでしょう。というか見に来てる人の大半はそんなカンジだった。役者はテレビの人ばっかでしたけど、女の軍曹さんは前作でも見た顔でした。ダックス大尉はちょっとカッコ良過ぎ。私はディル中尉が好きー。ヘタレ最高。たまに画面が暗過ぎて何が起こってるのかよくわからなかったりもしましたが、スプラッタ度は低め。でも、寄生された生首をバグごと電子レンジにかけるのには笑ったです。残酷ギャグもさすがにバーホ−ヴェンには勝てない………というか、あれに勝てたら嫌ですね。なので受け継いではいるけど控え目。でも今のアメリカではどういう風に取られるんかなぁ。ああ、別にスタトルである必要はないけどバーホ−ヴェンに映画とって欲しいですね。ああ可哀想なバーホ−ヴェン。
ただね、画面を暗くして低予算っぷりをカバーしててそれは結構上手いんですが、そこにマズルフラッシュ(っていうのよねアレも)が多用されると見てるうちになんだかぐらぐらしてきてしまいました。あんまり具合良くなかったからかな。
帰りにビデオを借りる。
「遥か群集を離れて」「殺し屋たちの挽歌」「探偵スルース」「空軍大戦略」「ウエストワールド」「続・荒野の用心棒」の6本。「ウィッカーマン」は借りられてた。「殺し屋たちの挽歌」ってすごい微妙なタイトル。ティム・ロスが若過ぎて一瞬わかんなかった。クライムアクションかと思いきや、盛り上がらなくてテンポの悪いロードムービー、なんだけどスタンプは凄く可愛いぞ!凄く。やばい可愛い。しか感想のない映画だな。でもとにかく可愛かった。
| 稲本作蔵 | サ行 | 17:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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